母がこんにゃくをのどに詰まらせた
前に低血糖障害で昏睡状態になった時以来の、危ない出来事でした。
認知症の特徴である記憶障害のおかげで、この日のことを母は忘れています。
パソコンしていた。
う、う、と、変な声がした。
鳩が、巣をつくっているので鳩の声だと思った。
昼寝をしようと思った。
また同じ声。
気になってそちらへ歩いていった。
トイレでレビー小体型認知症の母が、倒れこんでいた。
「かあちゃん」
返答がない。息をしてない。
顔が青ざめている。
とにかく口をあけて呼吸さしてやろうと思った。
指を突っ込む。
そこに、糸こんにゃくが。
さっき母は、おでんを食べていたのだ。
それをのどにつまらせて、呼吸困難になったのだった。
指を入れて異物を取り出した。
レビー小体型認知症の母が苦しそうに呼吸する。
一安心。
そこに救急車のサイレン。
病院につくまで反省会。
こんにゃくは餅についでのどをつまらせやすいことを、ヘルパー講座で習っていたのに忘れたこと。
最近容態が安定していたので、安心しすぎていたこと。
一番は、最初の変な音で行動しなかったこと。
すこしのためらいが、取り返しのつかないことになるところだった。
医者が「すこし遅かったら、脳に障害が出たかも」
病室で看護婦が「ここはどこか、わかりますか?」
「天国」おもしろすぎる、母である。
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