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母が、痙攣発作を起こして

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レビー小体型認知症で恐れることに痙攣発作があります。

発作を起こした時でも、今を楽しむ母をみて、元気付けられたものでした。

母が痙攣発作を起こした。
救急車で搬送してもらい精密検査。
異常は見られないとのこと。
このまま帰るのは危険なので、入院しましょうとの医者の判断。

家に帰って入院準備し少し仮眠して行こうと思ったところに電話。
「先生の説明があるので、すぐ来てもらえませんか?」
容態急変でなく、一安心。

「今のところ問題はなさそうですし、もう少しここで精密検査を続けますか?それとも主治医のところで診ますか?」
明らかにもう退院してくれとの態度。

レビー小体型認知症の母が通院している病院に連絡を取り、翌日の一番の予約が取れた。
それを言うと朝一番なら、「今退院しないと間に合いませんね」との先生の言葉。

しぶしぶ退院しながら思った。
また痙攣したらどうしよう。
病院の予約までまだ、15時間もある。

家に帰って母に食事させて寝かしつけた。
管理人も寝ようとしたがだめだった。

夜中に母がトイレにおきたときに言った。
「まだ三時ごろだけど今からを起こして病院に行くよ」
不思議そうな顔をするが、素直に着替えを始めた母。

昔なら「まだ早いし夜の運転は危ないから、もう少し寝ていようね」
こう言っただろうに・・・
素直に従う母に涙が出た。

病院に行く道すがら、母が不思議な顔をしてあちこち見回す。
「どうしたの?」
「夜のドライブなんて初めて。星もネオンもきれいね」

「母さん何が自分におきたのか覚えてないの?」
「知らん。解らないの・・」
「・・・」
「あんたさっきから沈んでるね。それよりあのきれいなお月様を見てごらん!」

笑いを忘れた母が、きれいな笑顔を見せる。
「母さんのよく言う、なるようにしかならないから、くよくよするのは損だね」
母子して、久しぶりに笑いあった。

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