レビー小体型認知症と闘う母、7年間の介護手記母との思いで(日記) > 楽しかった受診日のこと

楽しかった受診日のこと

nursing 014-9

病院の受診も時には楽しい日があります。そんな一日の日記です。

病院で認知症の受診のついでに、婦人科をレビー小体型認知症の母が受診しました。

「こんな年寄りばかりがくる病院で、何で産婦人科があるんだろうね」
そんな母だから、受診を嫌がります。

「頭は悪くなってるが、産婦人科に何の用があるの」
「もうお嫁さんに行くこともないのに、それに私はもう更年期過ぎたのよ!」

病院も心得たもので、産婦人科は病院の突き当たりに、あります。
しかも対面は眼科。

だからその患者さんは、産婦人科にかかるのか、眼科なのかよくわからないように配慮されています。

管理人もレビー小体型認知症の母に、気遣いするため、こういって受診させます。
「今日は主治医の受診前に眼科を受診するよ」
「そう、あたまもだけれど、お目めも悪くなってるからね」

骨粗鬆症の検査を、産婦人科でしたのです。
10年振りの検査です。

そのときは検査結果がよくありませんでした。
だから結果が悪くて、また薬を飲まなくてはいけないのかと思っていました。
その薬も今では、一週間に一回飲むだけで効果があるのがでてるそうです。

でも今回は
「お母様、非常によくて問題がありませんよ。背骨なんか50代ですよ」
「あれ、もう一回お嫁さんにいけますね。子供は産めないけれど」
「今日お母様車椅子はどうされました?」
「先生おかしいこと言いなされますね。私は自分で歩けますよ」
「そうでしたね、私が勘違いしてました」
「先生人間歩かなくなると、パーになりますよ」

女医さんのあたたかい対応に、感謝するばかり。
「お母様、もう結果がいいので、漢方薬の処方が決まりました。私はこれから、三ヶ月に一度お目にかかりますね」
「そうですか、少し残念ですが、それまでお体をいたわってくださいませ」
「お母様も、お大事に」

診察室を出るレビー小体型認知症の母が、げんきに歩行器を、押して出ます。

「今度主治医の○○先生に見せなくてはね」
「歩くところを、お見せするの」
「おばかさんだね。あんたが買ってくれた誕生日プレゼント見せるのだがね」

介護保険でレンタルしたのですが、母は誕生日プレゼントと思ってるようです。
「ただね色が不満なの。ピンク色のが出たら、最後のお願いだからもう一回買ってね」

はいはい、喜んで借金してでも、今度は
「ピンク色の歩行器」を、プレゼントします。

それまでげんきに長生きしてくださいね。

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