レビー小体型認知症と闘う母、7年間の介護手記認知症とは > あらゆる情報集めた認知症の全体像

あらゆる情報集めた認知症の全体像

認知症とは、と聞かれ医学書を開くと

  • 一度獲得された知的機能が何らかの原因によって低下すること
  • 知的機能の低下によって社会生活や家庭生活、職業上で支障をきたすこと
  • 意識障害が無いこと

こんな風に書かれています。

認知症の特徴

  • 40才から90才の間で発病する。65才以降に多い。65才以前の発病は、若年性認知症と呼ぶ。
  • 物忘れ(記憶障害)で始まることが多く、進行性に悪化する。
  • 物忘れ以外に、計算できない、家に帰れない、洋服が着れないなどその他の症状もみられる。
  • 運動障害や歩行障害などは末期に至るまでみられない。認知症患者は、首から下は元気であるというのはこのことです。
  • 自分が病気であるという認識に乏しい。

最後の病気であることの自覚が無いことは、いろいろ問題を起こします。まず病院に連れて行くのに難儀します。 多くの認知症患者の家族が、悩まれたと聞きます。先生と連絡をとり健康診断の名目で、受診された方もあるそうです。 わたしの母はそうでもなかったので、幸せなほうなのでしょうね。

認知症にみられる症状

  • 記憶障害ー認知症の根底にあるもので、さいきんの出来事を思い出せないが、昔の記憶はよく保たれている。
  • 失見当識ー日時や今いる場所が分らなくて、混乱する
  • 計算障害ーお金の計算が出来ない
  • 実行機能の障害ー料理が下手になる。洗濯機の使い方がわからなくなる。
  • 判断力の低下ー洋服を自分で選べなくなる。何を買い物したらいいかわからなくなる。
  • 自発性の低下ー自分で進んで行動しない。
  • 関心、興味の障害ー今までに示した関心興味を失う。
  • 感情障害ー喜怒哀楽がなくなり、表情が乏しくなる。

家計簿の計算が合わなくなった、買い物に行っても同じ物を買ってくるなど、認知症の症状に今思えば思い当たることもあります。 でも一番の症状はやはり記憶障害です。

「ご飯まだ?」「さっき食べたよ」「うそ!食べた覚えない!」この繰り返しが、母の認知症を疑うことになるべきでした。

母も年をとったから、物忘れが激しくなった。自分の母に限って・・・。そんな思いが母の病気の発見を遅らしたものと思います。

日常生活で困る精神症状

  • 物盗られ妄想ー女性に多い
  • 無意味な行動ー財布、タンスを開けたり閉めたり。部屋を出たり入ったり。
  • 不適切な行動ー衣類をくずかごに捨てる。物を不適切な場所に隠す。
  • 猜疑心
  • 間近な出来事や予定に対する不安ー予定の一時間まえから準備し玄関で待っている。
  • 暴言
  • 抑うつ
  • 妄想ー「ここは自分の家ではない」といって、荷物をまとめて出ていこうとする。

母もいろいろ問題行動を起こしました。ある看護士さんから、介護をするさいのアドバイスもらいました。

ある看護士さんから聞いた、介護を楽しくするには

「会話をすること、笑うこと、愛すること」で介護が楽しく出来るようになれば理想です。 おじいちゃんやおばあちゃんのかわいらしさをを楽しむように。

このアドバイスをもらって母の介護に努めました。二人で笑えるようになってから、母の問題行動も少なくなりました。 問題行動を起こすのも、体がおかしくなってきていることから来る、さみしさがあるように思われます。

介護者が介護される者の心に寄り添って生活していけば、問題行動も少なくなっていくようにわたしは思います。

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