糖尿病の次は、レビー小隊???救ったのは仏の隊長!

母は糖尿病を40代半ばに発症しました。糖尿病を患っていると、認知症になりやすいといわれています。 簡単にレビー小体型認知症とわかるまでを、記してみたいと思います。
レビー小体型認知症には、幻視、パーキンソン症状が出るなどの特長があるようです。ほかの認知症とどう違うのだろうと考えたこともありました。管理人が思うには、認知症の分類にとらわれないでいいと思います。細かい差などに気をとらわれずに、元気に前向きに介護していきましょう。
父の死で働くことになった母。職場での健康診断で糖尿病が見つかりました。以後40年余りよく糖尿病と闘ってくれたと思います。 左手の痺れ以外糖尿病の合併症に悩まされること無くこれたのは、幸せなことでした。
糖尿病以外には目が悪くなり身体障害者二級となり、左足が変形性関節炎になったことぐらいでした。
認知症が疑われたのは
母は日記帳つきの家計簿をつけていました。本人も呆け防止になると言っていました。電卓片手に不自由な目で、 計算が合うまで根気よくつけていました。
「ねえ、家計簿の計算がどうしても合わないから不足の3円寄付してくれない」と母が言ってきました。100円渡すと「ありがとうね、 ありがとうね」を繰り返しうれしそうにしていた母を思い出します。
何度かこんなやり取りをした後、家計簿をつけるのをやめた母。やめてからは気力が無くなり、ぼーっとしていることが多くなりました。
今思うと母も自分がおかしいと感じるようになり、自身もなくしていたのでしょう。つらい母の気持ちを察してやれずにいたことを、 今でも反省しています。
このころには下着の上げ下げも出来なくなりつつあり、トイレ介助が必要となりつつありました。夜中に頻繁にトイレに起きる母。 そのつど起こされるようになり介護が大変になって来ました。
ある日の夜、トイレで何か物音がしました。母がトイレしている物音ではないと思い、 のぞいてみたら母が何かを便器で洗おうとしていました。「何をしているの?」「パンツが汚れたから、洗おうとしえいるの」 今までも何度か粗相した時下着を洗っているのは知っていました。気まずいのだろうと思って、知らぬ顔をしていました。
こんな風にして少し母がおかしいのではと思うようになりました。糖尿病を見てもらっていた病院で相談すると、 診療内科を受診してくれとのこと。受診の結果老人性うつ病だろうとのことでした。
インターネット・本等で調べた結果老人性うつ病よりも認知症ではないかと思うようになりました。 診てもらっていた心療内科で聞いてみても、認知症ではないとの返事。この時からわたしの苦労が始まりました。
病院・医者さがしの是非
よくあまり病院を替わるのはよくないといわれます。わたしは母がほぼ認知症だろうとの思いがあったので、 その時の病院ではらちがあかないと思い、病院探しを始めました。
思えば病院探しをしてきたころが、一番わたしにとってつらい時期でした。母が何でおかしくなっているのかわからないのでしたから。
病院でも介護保険で使う施設も近いことが基本です。わたしも手始めに近い病院からあたってみました。 あまりいい病院にめぐり合わなかったので、インターネットで認知症専門の病院を調べてみました。国立長寿医療センターが見つかり、 車でなら近いこともあり受診をしてみようと思いました。
仏の隊長とは、今の主治医
わたしが思うにいい医者の条件とは、患者の話をよく聞くということではないでしょうか。人の話を素直に聞けるだけでも、仏に近いのでしょう。
はじめての今の主治医の診察日を思い出します。
診察室に入っていくと、医者が立ち上がり母の手をとり「わたしが、これから○○さんを診ることになった、△▲△と言います」 しかも母に頭を下げながらです。これをみてようやく医者・病院探しが終わったと思ったものです。
医者が母に質問しながら、カルテに目を通していた医者が「○○さんの誕生日、わたしと一緒ですね」母が 「競馬の騎手の武豊さんもですよ」と答える。「そうですか、いい事を聞きました」と笑顔で答える医者。
診察室から出た母が「やさしい、お医者さんね。誕生日が一緒なんていいわね」「よく母さんの話も聞いてくれたしね」 「そうそれが一番よね」
患者がよりよい治療が受けれるかどうかは、信頼できる医者に出会うか否かだと思います。だからわたしはある程度病院・ 医者さがしは仕方の無いことだと思います。患者、家族がどうしても納得できないのなら、我慢することなく探したほうがいいと思います。
レビー小体型認知症と診断されて
今の主治医に出会い、検査入院して母を調べました。結果レビー小体型認知症と診断されました。 レビー小体型認知症と診断されて、もやもやが吹っ飛んだ思いです。病名がわからないほど気持ちの落ち着かないことは無いですから。
母の介護を始めて、つらかったのは信頼できる医者に出会い、病名がわかるまででした。 いかに信頼できる医者に出会うことが介護などで大きいかわかります。 信頼できる医者に出会えばその方を中心にして介護をしていけばすむのですから。
わたしは今の主治医から一人の看護士を紹介していただきました。医療以外の生活の面での指導を仰ぎたかったからです。 信頼できる医者と生活全体のアドバイスをいただける方二人いれば、介護するのに大いに力になると思います。
お二方に出会うまでそんなに時間がかからなかったことは、わたしたち母子にとって大変な幸運であったと思います。 今は何の不安も無く母の介護が出来ます。それもこれもいい医者に出会ったからだと思います。
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